みなさんは「ポイント運用」と「ポイント投資」の違いはご存知ですか?
どちらも楽天ポイントやdポイントといった各企業が利用者に対して還元しているポイントを使う点では同じです。
しかし、そのポイントをどのように運用するかに違いがあります。
結論から言うと
ポイント運用はポイントのまま
ポイント投資は現金化
して運用を行います。
この記事ではポイント運用とポイント投資の違いをもっと詳しくご紹介します。
また注目する3つのポイント運用サービスもあわせてご紹介するので、これからポイント運用を始める方はぜひ参考にしてみてください。
ポイント運用とは
◉ポイント運用のイメージ
ポイント運用はお持ちのポイントを運用会社に預け、選んだ銘柄や投資信託の値動きに連動してポイントが増減します。
その後、運用して貯まったポイントはそのまま「ポイント」として引き出せます。
ポイントを使って投資を疑似体験できることが、ポイント運用の特徴です。
現金ではなくポイントを運用するため口座開設などの面倒な手続きは必要なく、お持ちのポイントですぐに始めることができます。
また現金が増減するわけではないので、投資を経験したことがない方でも利用しやすい仕組みになっています。
運営会社によっては、新規会員登録でポイントをプレゼントしているため、そのような場合にはポイントがない状態で始めることもできます。
ポイント投資とは
◉ポイント投資のイメージ
ポイント投資は、貯まったポイントを現金化し、株式や投資信託など実際の金融商品を購入します。
「投資そのものを体験」できる分、証券会社に口座を開設する必要があります。
購入できる金融商品の種類は、現金で投資している人とほぼ同じで、リターンはポイントではなく現金で受け取ります。
そのため実際に現金で投資している人と、かわらない感覚で投資をすることができます。
ポイント運用とポイント投資の比較
ポイント運用とポイント投資をそれぞれ比較してみました。
ポイント運用サービスの比較
最近はポイント運用のサービスも増えてきましたが、その中でも注目の3つのサービスをご紹介します。
STOCK POINT for CONNECTについて解説!
ストックポイント for コネクトは2020年7月からサービスが開始されました。
4つの提携先ポイントを使用することができ、株式やETFなど100以上の銘柄でポイントを運用できるのが魅力的です。
また他のポイント運用では運用可能なポイント単位が100単位なのに比べて、ストックポイント for コネクトでは1ポイント単位で運用できため、100ポイントで100社の銘柄を運用することもできます。
始めるときに面倒な手続きはなくアプリをダウンロードしSNS認証すれば、すぐに始めることができます。
1つ残念な点は、運用したポイントを引き出す際、引出し手数料が1%かかることです。1000ポイント引き出す場合は、1010ポイント要することになります。
ストックポイント for CONNECTについては下記をご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「ポイント運用」は、ポイントをそのまま運用します。
それに対して「ポイント投資」は、ポイントを現金化し、実際に株式や投資信託などの金融商品を購入するという違いがあります。
ポイント運用は現金を使わないと言っても投資は投資です。
元本の保証はなく、投資信託や株式の値動きに連動してポイントの価値が増減するため、預けたポイントが減ってしまうリスクがあることを十分認識しておきましょう。
運用に関しては、短期の利益を狙うと損をする傾向があるため、 多少預けたポイントが減ったとしても、あせらず長期間の成長性に期待して気長に待つことが大切ではないでしょうか。