ポイント運用サービスのStock Point と Stock Point for CONNECT の違いについて説明します。
◉Stock Point
◉Stock Point for CONNECT
この2つのポイント運用サービスは
アプリでポイントを運用する
銘柄から運用先を選択する
ポイントを株式に交換できる
など類似する点が多くあります。
では、一体なにが違うのか?
違いを説明する前にまずは、それぞれの特徴から紹介します。
Stock Point の特徴
「Stock Point (ストックポイント)」は
◉STOCKPOINT株式会社
が運営するポイント運用サービスです。
自分が保有している提携ポイントを「ストックポイント」に交換し、好きな銘柄を選択することにより株式投資を疑似体験できます。
Stock Pointが提携するポイントは
◉ 永久不滅ポイント
◉ .money(ドットマネー)
◉ MI POINT(エムアイポイント)
の3つで、これらをStockPointoアプリ内で一括して運用できます。
選択できる銘柄は180以上あり、貯まったポイントを実際の株式に交換することもできます。
ただしポイントを株式に交換するには、指定の証券会社を開設する必要があります。
指定の証券会社は
◉ SBI証券
◉ みずほ証券
の2つです。
Stock Point for CONNECTの特徴
「Stock Point for CONNECT(ストックポイントコネクト)」は
◉株式会社CONNECT
◉STOCK POINT株式会社
が2020年7月から開始した、新しいポイント運用サービスです。
自分が保有している提携ポイントを「キャッシュポイント」に交換し、好きな銘柄を選択することにより、株式投資を疑似体験できます。
運用の仕組みや利用方法は、ストックポイントと非常によく似ています。
CONNECTの提携ポイントは
◉ Pontaポイント
◉ 永久不滅ポイント
◉ .money(ドットマネー)
の3つで、これらをCONNECTアプリ内で一括して運用できます。また提携ポイントについては、順次拡大するとのことです。
選択できる銘柄は110以上あり、貯まったポイントを実際の株式に交換することもできます。
ポイントを株式に交換するには
◉ CONNECT証券
を開設する必要があります。
StockPointとStock Point for CONNECTの違い
それでは本題のStock Point と Stock Point for CONNECTの違いについて解説します。
どこに違いがあるのか、1つずつ見ていきましょう。
※最後に2つを比較した図があります。
① 基本的なことは同じ
まず2つのポイント運用サービスは、アプリのダウンロードから貯まったポイントの使い方まで基本的なことは同じです。
② アプリの使い方で比較
次にそれぞれのアプリを比較してみましょう。
ストックポイントは、「緑」を基調とした、シンプルで見やすい画面が特徴です。
ゲーム性はありませんが、その分シンプルで、運用の結果や状況が確認しやすいアプリになっています。
使いやすさ重視で、余計なものは必要ないという方には、おススメです。
ストックポイントコネクトは、「ピンク」を基調としています。
ホーム画面では、運用中の銘柄の成長にともなって建物が大きくなったり、キャラクターが運用状況を教えてくれたりと、投資になじみがない人でもゲーム感覚で株式投資を疑似体験できます。
また、ストックポイントコネクトは定期的にガチャなどの参加型キャンペーンが開催されるため、ポイント運用以外でもポイントを貯めることができます。
投資初心者の方でも簡単に楽しくポイント運用できるため、これから投資を始めてみようという方の第一歩としておススメできるアプリです。
③ 提携ポイントの比較
ストックポイント と ストックポイントコネクトには、提携先のポイントや交換レートに違いがあります。
まずストックポイントは
◉ 永久不滅ポイント
◉ .money(ドットマネー)
と相互交換が可能です。
◉エミアイポイントはStockPointへの交換はできますがエムアイポイントからstockPointへの交換はできません。
簡単に手数料について解説します。
たとえば.moneyからストックポイントへの交換は、100マネー=95ポイントで5%の手数料がかかります。
逆にストックポイントから.moneyへの交換には、98マネー=100ポイントで2%の手数料がかかります。
そのため.moneyの相互交換を利用する場合は合計7%の手数料がかかります。
一方、ストックポイントコネクトは
◉ Pontaポイント
のみが相互交換に対応しています。
◉永久不滅ポイント
◉ドットマネー
はStockPointへ交換できますがStockPointからそれぞれのポイントへ交換はできません。
Pontaからキャッシュポイントの交換手数料は無料で、キャッシュポイントからPontaへの交換には、1%の手数料がかかります。
相互交換できる提携ポイントは、1つしかありませんが、少ない手数料で済みます。
④ 銘柄数で比較
ストックポイントでは
運用先を、180超の銘柄から選択することができます。
また、個別銘柄株式以外にも外国為替(米ドル)や REIT 、投資信託 、暗号資産などにも投資が可能です。
一方、ストックポイントコネクトでは
110超の銘柄から運用先を選択できます。
また優良・注目企業の株式や ETF、投資信託などでポイント運用ができます。
銘柄数では、ストックポイントに軍配が上がります。
⑤ 2つを比較した図
最後に、両者の比較を図にまとめました。
まとめ
ストックポイントもストックポイントコネクトも、投資初心者にとって扱いやすいアプリになっています。
また、どちらもお金ではなくポイントを使うため、投資の第一歩には適しています。
提携ポイントや交換レート、ゲーム性などの違いを参考に、あなたにあったポイント運用サービスを選んでみてはいかかでしょうか。