「資産を増やしたい・・。」
と漠然と思っていてもなかなか増えないものです。
資産運用などに取り組んで資産を増やす方法などがあります。
ところが、運用をするための元手(貯蓄)が十分に確保できていなければすぐに資産は底をついてしまいます。
暮らしを豊かにするための資産運用が逆に生活水準を下げてしまうなんてことにもなりかねません。
資産を増やすためには余裕ある貯蓄があることが大切です。
前回の第2弾では貯金をする上で重要な心理面への働きかけ「自己コントロールのコツ」について紹介しました。
↓第2弾はコチラ↓
自己コントロールのコツ
今回は『貯金を続けるコツ』の第3弾、「2分の1ルール」についてです。
「2分の1ルール」とは、貯金を増やし続けるために作ったルールです。
"使用可能なお金がある場合、2分の1だけ使える"という一定の縛りを与えるルールです。
単純なルールですがこれが積み重なると意外と大きな額になります。
ゲーム感覚で
より楽んで貯金ができます!
2分の1ルールとは?
- 期間内に貯金目標額に達し目標額より上回った場合
上回った額の2分の1は貯金して残った2分の1は好きなものに使える。
これは貯金ミッションを達成できた場合に自分に褒美を与えるをためのものです。
このような褒美が不定期に訪れることで、貯金がゲーム感覚のように楽しくなります。
"お金を残す"という癖をつけることも目的です。
使用可能なお金があったとしても、使い切らず残しておくという癖を身に付けることで、十分な貯蓄が確保されやすくなります。
お金が貯まり、資産運用などを実施する際も使いすぎを抑制できるようになります。
- 臨時的な収入があった場合(お祝いでお金を貰ったなど)
臨時的な収入があった場合、その貰った額の2分の1貯金して残りの2分の1を使う。
貰ったものは2分の1使うことで、無駄遣いを抑えられます。
臨時的な収入に対する自己コントロール力を身に付けることができる。
2分の1ルールを決めたことで思いがけず手にしたお金を使い切ってしまうといったことがなくなりました!
2分の1ルールで収支の曖昧さをなくす
"曖昧さをなくすこと"はお金を貯める上で大切なことです。
「余っていたからなんとなく使った、思いがけない収入があったのにいつの間にかなくなってしまった・・」
このように、収入と支出が曖昧であると、自分の中で貯金に対する価値が下がってしまいます。
たとえ自由に使用できるお金であったとしても、割合を指定して使用した方が「あの時のお金は2分の1は貯金できた。」と満足感が得られ、意識の中にも残りやすくなります。
曖昧さをなくし、意識しながらお金と付き合っていくことが貯金を増やす上での近道です。
まとめ
最後にもう一度内容を確認しましょう!
いかがでしょうか。
貯金を続けるコツについて3回に渡って紹介しました。
私は、今回紹介した2分の1ルールで自然と2分の1を貯める癖がつきました。
例えば「今月の食費が余った、2分の1は貯金して2分の1は次の月の食費に回そう。」など、余剰金をまとめず分けて考えるようになっています。
2分の1ルールを習慣化してどんどん貯めよう!