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貯金を続けるコツ第2弾|自己コントロールのコツ

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今回は、「貯金を続けるコツ」の第2弾です。
第1弾では貯金をする上で重要な「用途に分けて貯金すること」について紹介しました。

↓第1弾はコチラ↓
貯金を続けるコツ|用途に分けて貯める

お金を貯めることは簡単なようで意外と難しいことです。

貯金のために様々なツールを利用することは良いことですが、どのようなツールを利用するにしても、その土台として重要なのは心理面へのアプローチです。
自分自身をいかに上手くコントロールできるかです。

そこで第2弾は、お金を貯めるための「自己コントロールのコツ」について紹介します。

「自己コントロールのコツ」では、
自分自身を上手くコントロールするための心理面への具体的なアプローチ方法を経験に基づいてまとめています。

くじらお

自己コントロールのコツを押さえればお金は貯まりやすくなります!

自己コントロールのコツ

最初に述べたようにお金を貯めるためには、自己コントロール力を高めることが大切です。

お金を貯めるために自然と「貯めたい」思えるような環境を整える必要があります。

そこで大切な3つのコツを紹介します。

①毎月の貯金額・目標金額を過大にしない

毎月の貯金額・目標金額を過大に設定しないこと

当たり前のことですが、大切なことです。
続かない原因として許容範囲ギリギリの金額に設定してしまっている場合があります。
この場合、目標額に達成できないということが起こり得ます。
そうなるとモチベーションが下がる要因になってしまいます。

「頑張ればできるだろう」
「多分大丈夫だろう」
など過大な目標設定はよくありません。

以下のようなことが起こり得るからです。

生活は少し苦しくなるが、
毎月頑張って5万貯めると決めた。

その結果・・
月末に生活費が足りなくなり1万円使ってしまった。

この場合、最初に決めた額に達しなかったことで毎月5万貯めるというルールが曖昧になります。

一度自分の中でルールの価値が下がると貯蓄用に設定したはずの口座が名前だけの口座になってしまいます。

「頑張れば5万円くらい貯められるけど、何かあった場合に備えて2万円を残して3万円を貯金しよう。」
このくらいの余裕が必要です。

確実に貯められる金額を設定することが重要です。

第1弾で紹介した「あかずの口座」は目標額に達するまでは支出しないルールです。
臨時的な支出に備えるなら「定期的に使用可能な口座」に貯めます。

これは定期的に使用する目的の貯蓄なので、たとえ使用したとしても目的から外れているわけではなく、使用しても罪悪感が生まれません。
ルールの価値が下がらないのでモチベーションは保たれます。

②未来の貯蓄予想をたてる

貯金の未来予想文字に起こすこと

家計簿に作成するのが一番おすすめですが、紙に書く、PC・スマホに残すなどでも大丈夫です。毎月更新します。

ここで大切なのは過去の記録を残すのではなく、きたる未来に意識を向けるということです。

理想の体型を手に入れるために、理想の写真を貼ってモチベーションを上げるようなものです。

「最初は0円だったのに6か月後には30万円になっている!」という現実的なビジョンをつくることができます。

当たり前のことですが、実際に数字を目にすると数カ月でこんなにも変わることが楽しいです。
自然と貯めたいと思える心理に自分自身を誘導できます。

私の場合、最初は図のように6か月先まで予想していました。
現在は9カ月先で落ち着いています。

くじらお

9カ月先は、かなり増えた状態がみえるので、ワクワクしてモチベーションが上がります!

③目標金額を超えるまで、ないものとする

一度貯めたものは、目標額に達するまでないものとする

第一弾に登場した「あかずの口座」にする貯金のことです。
毎月確実に貯められる額を決めて現実的な目標金額を設定します。

例えば毎月1万円を確実に貯めて、目標金額は10万円としたとします。
この毎月貯める1万円は目標金額に達するまでは存在しないものとして考えます。
実際はそうではなく大切な資産なのですが、使わないよう心理的に誘導するためにそのように考えます。

私は、"自分の手から離れているもの"として考えています。

くじらお

あくまでも頭の中でだけですが!

だからこそ毎月の貯金額は過大にせず、生活を圧迫しない金額にすることが大切です。
"ないもの"は手にできないからです。

まとめ

くじらお

最後にもう一度内容を確認しましょう!

貯金を続けるための自己コントロールのコツ3つ
毎月の貯金額・目標額は過大にしない。
目標額に達成できずモチベーションを下げることは避ける。
ゆとりある目標額を設定し、達成感を得る。
一度達成できると次も目標額に達成したくなる。

未来に貯金予想額を書き出す。
半年後の貯金額確認し達成させたいという心理になるよう自分自身を誘導する。

目標額に達するまでは、貯金したお金はないものと考える。
これは貯金を使わないために自己コントロールする上での考え方。
「あかずの口座」に貯金したものは、目標額に達するまでは"ないもの"。
だからこそ、毎月の貯金額は無理のない範囲で設定する。

いかがでしょうか。

貯金を続けるコツについて2回に渡って紹介しました。
20代後半から試行錯誤しながら今のスタイルになっています。

今後もライフスタイルなどに合わせてより資産を増やすべく工夫を重ねていきたいと考えています。

最後までご覧いただきありがとうございます。