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【2022年度版】おすすめの見守りサービス5選。離れて暮らす親の見守りサービス

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少子高齢化が進む中、離れて暮らす高齢の両親が心配という方も多いのではないのでしょうか。

そのような方におすすめしたいのが「見守りサービス」です。

さまざまなタイプの見守りサービスが存在しますが、うまく活用すれば親と子が互いに安心できる環境を整えることができます。

今回はその見守りサービスの中から

扱いやすさ
wifiの有無
価格(費用)

などを比較し、おすすめできる見守りサービスを5つ紹介します。

またメリット・デメリットも紹介するのでぜひ見守りサービスを選ぶ際の参考にしてみてください。

離れて暮らす親をどうやって見守るか

厚生労働省の「国民生活基礎調査(2019年)」によると、全国にある4885万世帯のうち高齢者(65歳以上)がいる世帯は2500万以上あります。そのうち夫婦のみの世帯が32%、一人暮らしの世帯が29%とそれぞれ3割程度を占めています。


つまり、高齢者がいる世帯の6割が一人暮らしまたは夫婦のみで生活をしています

そのため、親の暮らしぶりを心配しているこども世代は多く、親が一人暮らしならなおさら心配です。

また長引く新型コロナウイルスの流行により、離れて暮らす親に会おうと思っても以前のように気軽に足を運ぶこともできなくなりました。

では、このような悩みを解決するためには一体どうしたらよいのでしょうか。

解決方法の1つとして注目されているのが遠隔コミュニケーションのテクノロジーを利用した親の「見守りサービス」です。

見守りサービスには様々な種類が存在しますが、実家を直接覗きみる監視カメラなどを利用した強い見守りはあまりおすすめできません。

なぜなら安易に監視カメラの設置をすすめると「親を監視する気か」と喧嘩になるケースがあるからです。

また子どもとして親を心配する気持ちは分かりますが、親からしてみればいくら子どもとはいえ自分たちの生活を覗き見られることにあまりいい気持ちはしません。

そのため離れて暮らす親を見守るには親子双方が納得できる距離感が必要だと私は思います。

そこで今回は、Iot機器を利用した「親を監視しない緩い見守りサービス」を紹介します。離れて暮らす親が心配だが親にはあまりストレスをかけずに見守りたいという方はぜひ参考にしてみてください。

おすすめ見守りサービス5選

高齢化が進む中で、実家の親を見守るサービスは次々と誕生しています。

そんな見守りサービスの中から「扱いやすさ」「wifiの有無」「価格(費用)」などを比較し、おすすめできる見守りサービスを5つ紹介します。

1. スマートスピーカー
  Echo Show

おススメ度★★★
Wifi 必要
価格 9980円~2万9980円

まず最初に紹介するのは、アレクサを搭載するマートスピーカー「Echo Show」シリーズです。Echo Showの魅力は、アレクサに話しかけるだけで通話機能や天気のチェックなど様々なコンテンツを利用できることです。そのためスマホやタブレットが苦手な親世代でも簡単に扱うことができます。

またコスパもよく「Echo Show8」なら1万4980円で8インチの大画面でビデオ通話を楽しめることができます。サイズにこだわらなければ「Echo Show5」5.5インチが9980円と低価格で手に入ります。

親の見守り用として利用するには、まず実家に送る前に、Echo Showの設定を済ましておきましょう。

具体的には、自分のスマホに入れたアレクサアプリと同じアカウントをEcho Showに登録します。これにより音声・ビデオ通話やメッセージ送るなんどの操作をワンタッチで行うことができます。その他にもAmazon Phots上の写真を共有できるため、スマホで撮った孫の写真を自動でスライドショーとしてEcho Show上に表示させることもできます。

1つデメリットをあげるならWifi環境が必要になることです。実家にWifi環境があれば問題ないのですが、ない場合はインターネットを開通する必要があります。

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2. Hello Light

おススメ度★★★
Wifi 不要
価格 本体1万780円 月額150円

「HelloLight」は、LEDとSIMが一体化したLED電球で、電球の点灯や消灯を通知で知らせてくれる世界初のIot電球です。

使い方は簡単で、今実家にある照明の電球をHello Lightに交換するだけ利用することができます。そのため設置工事はもちろん、Wifi環境やコンセントも必要ありません。また日常生活の照明器具を使用するため、親のプライベートに干渉せず自然な形で見守りができます。

本体価格は税込み1万780円で、このほかに月額利用料が必要になります。月額利用料はプランによって異なり、24時間点灯・消灯がない場合に通知がくる「ベーシックプラン」が月額165円。設定した時間帯の点灯と消灯を見守る「スタンダードプラン」が月額495円です。

月額1000円を超えるものが多かった従来の見守りサービスに比べ、破格に安い値段となっています。

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3. MaBeee
 みまもり電池

おススメ度★★☆
Wifi 不要(※)
価格 本体3278円 月額1078円

「Mabeee みまもり電池」は、通信機能を搭載した単3乾電池型のデバイスです。

このみまもり電池は、単3電池形のケースになっており、このケースの中に市販の単4電池を入れて使用します。単4電池を入れた後は、家庭にある単3乾電池を使う電化製品の電池をみまもり電池と入れ替えるだけで、見守り機器として使用することができます。

見守りの仕組みは、家庭の電化製品に入れたみまもり電池が家電の使用を検知すると見守られる側(親)のスマホを通じて、見守る側(子)のスマホに使用確認の通知が届く仕組みなっています。そのため、みまもられる方は、普段の家電を使って普段どおりの生活をおくるだけなので従来のみまもり機器と比べストレスを軽減できます。

また、みまもり電池は単3乾電池を使う電化製品であれば使用することができるため、つかう家電によってみまもりポイントを変えることができます。

たとえば、夏になり気温が高くなると熱中症や脱水症が心配になります。そのような場合には、エアコンのリモコンにみまもり電池を入れておくことで「暑い日にはちゃんとエアコンを使っているのか」などエアコンの使用状況を確認できるため、事前に熱中症対策もできます。


価格は本体が税込み3,278円で、月額利用料が税込み1,078円かかります。

最後に、みまもり電池のデメリットです。(※)みまもり電池を使用するには、見守られる側(親)と見守る側(子)の双方にスマホが必要です。そのためスマホやタブレット端末を持っていない親の場合は、みまもり電地を使用できないので注意が必要です。

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4. ミマモリエ
 フォトスタンド

おススメ度★★☆
Wifi 不要
価格 月額3190円

ミマモリエ フォトスタンド」はフォトスタンド型の見守りシステムです。人感センサーにより活動状況、睡眠時間、室温などをモニターし、1日1回日報で知らせてくれます。また日中に動きがないなど異常を感知すると緊急メールが送信されます。

カメラではなく、人感センサーにより活動状況や睡眠時間を確認できるため、見守られる側のプライバシーも適度に守ることことができます。

価格は月額利用料の税込み3190円のみで、本体はレンタルとなるので契約をキャンセルする場合は、返却する必要があります。

5. i ポット

おススメ度★★☆
Wifi 不要
価格 初回契約料5500円 月額3300円

象印マホービンの「iポット」は、利用状況が家族に自動で送信される、見守りホットラインという仕組みを持つ、通信機能を内蔵したポットです。通信機能が内臓されているため、設置工事は不要でポットを置くだけですぐ使えます。

見守りの仕組みは、利用者がiポットの電源を入れたり給湯したりすると内蔵されている無線通信機から信号が発信されます。それからシステムセンターを経由して、1日2回使用状況が、見守る側にメールで送信されます。

価格は、初回のみ契約料が5500円かかり、月額利用料は税込み3300円になります。iポット自体はレンタルとなるので契約を解約する場合は、返却する必要があります。

まとめ

現在、高齢者がいる世帯の6割が一人暮らしまたは夫婦のみで生活をしています。そのため今回は、Iot機器を利用した「親を監視しない緩い見守りサービス」を5つ紹介しました。

1.Echo Show
2.Hello Light
3.みまもり電池
4.ミマモリエ
5.iポット

親の見守りサービスは、離れて暮らす両親や両親を心配する子どもの強い味方です。
帰省した際には、一度ご家族と見守りサービスについて話し合ってみてはいかがでしょう。